初冬の弘前へ
11月20日(土) 家内が帰宅後夕食と入浴をバタバタと済ませて20時出発で弘前へ向かう。
22時、弘前インター降りてすぐの道の駅ひろさき到着。子供たちをハイマウントベッドに移動させて家内とワインを飲んで23時就寝。国道7号線沿いだが、意外にも静かで熟睡できた。
翌21日(日) 朝5時頃寒さで目が覚めた。車内温度は9度台だったのでFFヒーターを点けて再び寝る。6時過ぎに起床し洗面を済ませて弘前地方卸売市場へ。
今回のツアーの目的は「5000人分のカニ鍋お振る舞い」が名物の「市場まつり」で美味いものを食べることだった。
7時頃到着して、車内でパンとスープで軽い朝食をとっていたら、続々とクルマが入ってきてあっという間に駐車場が埋まっていく。
7時半になったので、私たちも外に出て市場まつり会場へ向かうと、既にカニ鍋振る舞いには長蛇の列。私たちの前には恐らく数百人が並んでいたと思うが、まつりが始まり行列が動き出したと思ったら、15分位でカニ鍋を頂くことができた。市場関係者ならではの手際の良さが目立った。
気になるその味だが、スープが濃厚で一口飲んだ瞬間カニの風味が広がる。ごちそうさまでした。
私たちがカニ鍋に並んでいる間、長男は一人で福引大会に並んでいた。この福引もすごい。参加料はなんと2000円!もするのだが、賞品は空クジなしの豪華版で、1等が冷凍のボイル毛ガニ1箱はじめ魚介類が続き、末等でも高級タラコが当たるということでこちらも朝から長蛇の列だった。
福引の結果は残念ながら高級タラコだったが、大振りの立派なタラコだった。長男は「もう1回チャレンジしたい!」と言ってきたが、2000円払って再びタラコだったらどうする?ということでナシ。
その後はミカンの詰め放題やら、リンゴのザル盛り放題やら果物系を格安で購入。リンゴ売り場では「岩手から来た」というと「岩手で売っていないリンゴ買っていって!」と安祈世(あきよ)という品種を薦められた。一見紅玉のような真っ赤で小ぶりなリンゴだが、中には蜜が入っていて程よい酸味とあいまって美味。
昼食用に500円の海鮮丼と350円!のイクラ丼を買って市場を出発。
実は、市場まつりの後はどこに行くか決めていなかった。子供たちはどこでも良いと言うのだが、家内は海に行きたいというので鯵ヶ沢方面に向かうことにした。
12時ちょうど、海の駅鯵ヶ沢到着。ここで名物の生干しイカ焼きを購入して、向かい側の漁港で海を眺めながらの昼食となった。
昼食後は長女のリクエストで近くの砂浜で貝殻拾いに興じて13時半頃出発。深浦方面に南下することにした。
この辺りを走るのは実に15年ぶり位だが、道路が良くなって快適に走ることができた。
途中、「日本一のイチョウ」の看板を見つけたので立ち寄る。樹齢はなんと1000年以上!高さ31m、幹周りは22mもあるという。丁度見頃と重なり多くの見物客で賑わっていた。
久しぶりの深浦ということで、夕日も見ていこうということになり、時間調整も兼ねて千畳敷海岸に立ち寄る。子供たちはタイドプールで磯遊びに夢中。暖かい日だったが、もう11月下旬、水は冷たいらしい。風邪ひくなよ。
15時半、道の駅ふかうらイカ焼き村到着。
イカ焼きと言えば鯵ヶ沢名物というイメージだが、隣町である深浦の道の駅の愛称が「イカ焼き村」とは、対抗意識丸出しではないか。
味見を兼ねて深浦の生干し焼きを頂くことにした。
あくまでも個人的な感想だが、昼に食べた海の駅のイカよりも深浦のイカ焼きが美味しく感じた。家内も子供たちも同意見で急遽もう1パック買いに走った。
イカ焼きに 舌鼓を打っている間に、段々と日差しはオレンジ色になってきた。
ちょっと雲が出てきたものの幻想的な夕日を眺めることができた。
能代方面にクルマを走らせ能代南インターから秋田道へ。
20時過ぎ自宅到着。
今回のツアーは内容充実で面白かったが、もう1泊できればもっと楽しめたかな。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント