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2013年7月

2013年7月17日 (水)

ウニ~!!

7月14日(日) 洋野町で開催される「たねいちウニまつり」へ出かけた。
朝一番で行かないと大変らしいので、夕食と入浴を済ませて前夜20時出発。23時九戸村の「道の駅おりつめ」着。家内とビールを飲んですぐに寝た。静かで涼しかった。

14日は6時起床。さすがにまだ早いので一旦、八戸港の朝市へ向かう。
3年ぶりに訪れたが相変わらずの盛況ぶり。
海産物、野菜果物、惣菜、麺類、パン、喫茶と様々な店が立ち並ぶ。どれもが美味しそうに見えるが、今日は「生ウニ丼様」が控えているので食べすぎ注意。青森県南特産のサクランボとサバのから揚げを朝食用に購入して、クルマにもどって朝食をとった。

再び岩手へ戻り、洋野町へ。8時30分過ぎに会場到着。既に会場隣接の駐車場は満車になっていたが、歩いて5分程の駐車場に停めることができた。
はやる気持ちを抑えつつ、いざウニまつり会場へ。
9時前というのに、いやはやすごい人!!

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会場入り口に展示されていた「ヘルメット潜水」の機材。洋野町種市は「あまちゃん」で今話題の久慈市の北隣に位置する「南部潜り」の里でもある。

生ウニ丼1,000円、1200食限定の行列に並ぶ。
9時30分頃の段階で、最後尾のプラカードを持ったスタッフが「買えるかどうかわかりませんが・・・」と説明していた。
9時50分、ステージで「ウニ販売開始」が宣言されて行列が少しずつ動き出した。
10時20分頃、お目当ての生ウニ丼を無事購入。ビン入りの生ウニと発泡スチロールの容器に盛られたご飯、海苔、ワサビ、醤油がワンセットになっている。盛り付けはセルフ。なるほどこれなら行列もスムーズな訳だと納得した。

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お昼ごはんには早すぎるが、早速頂いた。
新鮮な生ウニが口の中でとろけた。こんなに旨い生ウニは震災後初めて食べた。しかも1杯1,000円!!これでは早朝から行列もできるはずだ。

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生ウニ丼を食した後、ようやく落ち着いて会場内を散策。
焼きウニコーナーのすぐそばでは、天然ホヤの串焼き、アワビの踊り焼き、イカ焼きなどを販売していた。天然ホヤの串焼きと大きなイカ焼きを購入。天然ホヤも本当に久しぶり。もちろん生で食べられるものをわざわざ焼いているのだが、ホヤの旨みと磯の香りがより凝縮されていた。

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焼き物コーナーに並んでいる間に、長女と家内はウニ剥き体験コーナーへ。
1個300円で、漁協の方に教えてもらいながら自分で剥いたウニを食べることができる。

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尚、今年は「ニコニコ町会議」も同時開催されていて、若者たちで大賑わい。ネット動画で生中継され、全国に発信された。ありがたいことです。ぜひ、ご覧になった方々、岩手へ遊びにお越し下さい。ウニだけでなく美味しいものや素敵な景色が沢山ありますよ~。

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2013年7月14日 (日)

裏岩手日帰り縦走

7月7日 三ッ石馬蹄縦走コースへ出掛けた。
八幡平市の松川温泉を発着点に馬の蹄のような形で一周するコースだ。

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10時40分 源太ヶ岳到着。
急にガスってきたので家内にメールだけ打って、歩を進める。
ここからは稜線伝いに歩くが、ちょうど肩の高さ位の潅木帯となっていて風を遮ってくれる。顔はちょっと冷たいが、肩から下は暖かい。 

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大深岳を下ってV字谷に出たらまたまた大雪渓。こちらは平坦なので踏み抜きだけ気を付けて進む。

12時10分 小畚山到着。ガスと強風で寒くなってきたのでレインウエアを羽織っておにぎりとパンを食べ小休止。

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ここからはなだらかなルートがしばらく続く。風でガスが飛ばされて、時折視界が開ける度に大パノラマが広がる。
13時10分 本日4座目の三ッ石山到着。ここからは下りとなるが、足場が悪いので慎重に歩く。
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13時30分 三ッ石山荘到着。
朝、源太ヶ岳水場で汲んだ水を沸かして、カップラーメンとコーヒーで休憩。
このコーヒー、安物のドリップバッグなのだが実に旨かった。

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14時10分 十分に休憩をとって元気回復し出発。
頭上を見上げると青空も見える。


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松川温泉まであと1キロのあたりで眺望が開け、雄大な岩手山が見えた。

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15時30分過ぎに無事下山。

 

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2013年7月 4日 (木)

登山グッズ

先日の岩手山登山から早3日。
3年連続で山開きに参加したが、今年は体のダメージが小さい感じだ。
昨年までは、当日の下山中にふくらはぎが重ダルくなり、翌日や翌々日は太腿に強めの筋肉痛&膝カックンで、特にも階段の上り下りがつらかった。

しかし、今年は下山中の痛みは全く無く、翌日になって太腿に少し痛みがでたものの、駅の階段も普通に歩くことができた。明らかに昨年までと違う。

日常の歩行距離(一日4~5キロ)は変わっていないし、特別なトレーニングもしていない。年齢は一つ重ねた。(笑)

今回2つの装備を変えてみたが、これがプラスに作用していると思っている。

一つはトレッキングポール。
T字ストック1本から、I字2本ポールに変えた。
「4本足の動物になったみたい」と例えられるが、まさにそんな感じ。
上りは腕の力も使うので脚がスッと出るし、下りでは1本使いより格段の安定感と膝への負担軽減が実感できた。平坦な場所ではより安定しスピードも出る。
なんでもっと早く2本にしなかったかと悔やまれる程、全然疲れ方が違った。
尚、今回購入したポールは、ショップの店員さんのおすすめで、ワンタッチでロックできるブラックダイヤモンドのトレイルをチョイスした。

もう一つ、体力温存に役立ったかも知れないグッズはハイドレーションシステムだ。
一昨年の岩手山で、同僚のザックから出ていたハイドレーションのホースを見て「点滴みたい」と笑っていた。
今回プラティパスのビッグジップSL(2リットル)を購入し、いざ自分で使ってみたら、歩きながらいつでも水分補給できる快適さにハマッてしまった。
カビ防止のためか、スポーツドリンクは入れない方が良いそうで水専用というのが少し惜しいが、塩飴をなめたりしたので問題なし。

2本ポールとハイドレーション、どちらもよく見かけるようになってきたが、使えば納得のアイテムだ。まだ使ったことが無いという方にはオススメしたい。

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2013年7月 3日 (水)

2年ぶりの岩手山山頂へ

7月1日 岩手山山開きに職場の同僚3人と参加した。
朝6時からの焼走り登山口での神事とセレモニーの後、上坊登山口に移動して7時過ぎにスタート。

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上坊コースは初めて登ったが、足場も悪くなくて焼走りコースより登りやすく感じた。
贅沢を言えば途中眺望が開ける場所が無く、単調に感じることだろうか。
でも、今回は岩手山初挑戦のWさんを安全に登頂させるために、地元の観光関係者の方にアドバイスを頂いてこのコースをとった。
ゆっくり登り、9時30分ツルハシ分岐着。ここで焼走りコースと合流。

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その後、2箇所の雪渓を渡り、シラネアオイの大群落やハクサンチドリなど高山植物を眺めつつ進み、10時30分に平笠不動避難小屋着。
小屋の近くにはミネザクラが咲いていた。7月に桜を見るということはなかなか無い経験だ。

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20分程休憩した後いよいよ山頂アタック。
最後の急坂をゆっくり登り、お鉢に出て雫石町、滝沢村からの登山隊と合流。
一昨年から東日本大震災復興祈願のため、沿岸各市町村旗や大漁旗を掲げた人々が山頂を目指す。

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11時50分、2038m岩手山山頂到着。昨年は7合目より上が悪天候で、途中で集団登山は中止となったため、2年ぶりで岩手最高峰の頂に立つことができた。
山頂は晴天、微風で暑くも寒くも無い心地良さ。下界は残念ながら雲海となっていた。

12時から山頂セレモニー開始。八幡平市、雫石町、滝沢村の3市町村登山隊代表がピッケルを交換し、万歳三唱。滝沢村は来年1月に市制移行するので、「村」としての山開きは今回が最後だそうだ。

天気も良かったので、そのまま山頂で昼食をとった。メニューはシングルバーナーで湯を沸かしカップラーメン、おにぎり、パンの「炭水化物まつり」(笑)。
同行のメンバーにもラーメンをおすそ分けしたが「旨い!」を連発してくれた。

13時下山開始。
帰りはツルハシ分岐を焼走りコースへ直進し、今が見頃のコマクサ大群落を鑑賞しながらゆっくりと下山。

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なんとか順調に経過していた今回の山行だったが、下りでついにWさんの膝が悲鳴を上げ始めた。そのため超スローペースで休み休み歩を進めたが、最後の1キロはとある方にお世話になってしまった。
おかげさまで17時50分なんとか全員下山。多くの方にお世話になった岩手山登山だった。この場を借りて御礼申し上げます。

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