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2005年10月11日 (火)

鉄道写真は渓流に通ず!?

10月8日からの三連休、東北本線一関~盛岡間を「SL義経号」が12年ぶりに走った。
この前の休日に試運転を追っかけて以来にわかに「鉄分」豊富となった私だったが、8日、9日は仕事、三連休最終日の10日に子供たちそっちのけでSL撮影に出かけてしまった。
午後2時過ぎ、花巻駅には大勢のカメラマンや家族連れが到着を待ちわびていた。
汽笛の音、ホームの先に上がる煙がだんだん近づいてくる。
子供たちから「きたー!」という歓声が上がる。と、同時にカメラマンからは「そこのボク!どけて」と注意の声。(マジで写真好きな方は真剣勝負だったみたいです。 写真も鉄道もシロウトの私にはちょっとびっくりの世界を垣間見ました)
しかし、鉄道の写真は難しいですね。普段はもっぱら子供のスナップ写真を撮る機会が多いので何も考えずにバシバシ撮っていたけど、今回上級者ぽい方々の様子を伺っていたら、構図を予め考えて「狙った瞬間」に賭けている感じが伝わってきました。

川に対峙した時、どのようにルアーを着水させてリトリーブしてくるかイメージして、その通りにサカナが出てきた時はうれしいものです。渓流では何度もキャストできる訳ではなく一つのポイントでのチャンスは限られています。
そういう意味で鉄道写真、特にも限定の列車の撮影は、何となく渓流釣りに通じるものがあると感じた次第です。

花巻駅では満足いく写真が撮れなかったので(もちろん腕が伴っていないから!)南下して
六原駅の手前に移動。ここは試運転のときにもカメラマンが居たところ。線路の両側が土手になっている。行ってみたら先客が一人。「すみません後ろに入らせてください」とお願いすると快く「どうぞ」。その後、もう一人カメラを抱えた男性がやってきて「いいですか?」、「どうぞどうぞ」。
私が行く「いつもの川」でもよくある会話でこちらの撮影ポイントの雰囲気は「なごみ系」。ゆっくり走るSL撮影だもの、こんな譲り合いもいいじゃない!
ここで撮影した2枚をアップしておきます。
乗務員も沿線に手を振り、和やかな雰囲気を味わった秋の休日でした。DSC_1080
DSC_1074
2005年10月10日
東北本線六原駅付近にて

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2005年10月 3日 (月)

禁漁後最初の休みは

DSC_0853 10月2日(日)渓流禁漁後初のお休み。
幸いにも朝から雨。二度寝して9時過ぎまで寝てしまった。
お隣の北上市では「スポレクいわて2005」が1日から開催されているが選手や関係者にはあいにくの雨だっただろう。
スポレク見物に行こうか?とも思ったが雨の中ちびっ子連れにはちょっときつい。


昼前から家族と買い物に出かけ昼飯は外食。「10月以降は良きパパになろう!」というスローガンを掲げており、まずは家族サービス。
帰宅後、いつもは昼食後お昼寝タイムとなる長女が眠いはずなのに寝ない。
「それじゃ、父ちゃんと出かけよう!」長女を連れ出し、SL試運転を見物に出かけた。
10月8日から10日まで「SL義経号」ということでD-51が12年ぶりに東北本線を走るのだが、その試運転が行われていたのだ。

決して鉄道マニアではないが、子供の頃から電車を見に近くの鉄橋に出かけた。さすがにSLはリアルタイムでの記憶はないが、釣竿を出しながらも特急、急行などバリエーション豊な列車に心をときめかせた。(そういえば小学生のときは電車の運転士になりたいと作文に書いたっけ。)

さて、近くの駅に長女を連れて行き、SLを見せた。初めて見るSLを彼女はどのように見たのだろうか? 迫力ある汽笛一声とともに走り出したSLを見送り車に戻って少しドライブを・・・と思ってミラーを見ると、すでに寝ていた。

よしよし。とばかりに次の駅まで追っかけよう。通常の列車の合間を縫って運行しているためかクルマで追いかけても充分である。
結局2つ先の駅まで追いかけて写真をパチリ。にわか鉄ちゃんと化して禁漁後最初の休日はなんとなく充実したのであった。

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