カテゴリー「キャンピングカー」の76件の記事

2013年7月17日 (水)

ウニ~!!

7月14日(日) 洋野町で開催される「たねいちウニまつり」へ出かけた。
朝一番で行かないと大変らしいので、夕食と入浴を済ませて前夜20時出発。23時九戸村の「道の駅おりつめ」着。家内とビールを飲んですぐに寝た。静かで涼しかった。

14日は6時起床。さすがにまだ早いので一旦、八戸港の朝市へ向かう。
3年ぶりに訪れたが相変わらずの盛況ぶり。
海産物、野菜果物、惣菜、麺類、パン、喫茶と様々な店が立ち並ぶ。どれもが美味しそうに見えるが、今日は「生ウニ丼様」が控えているので食べすぎ注意。青森県南特産のサクランボとサバのから揚げを朝食用に購入して、クルマにもどって朝食をとった。

再び岩手へ戻り、洋野町へ。8時30分過ぎに会場到着。既に会場隣接の駐車場は満車になっていたが、歩いて5分程の駐車場に停めることができた。
はやる気持ちを抑えつつ、いざウニまつり会場へ。
9時前というのに、いやはやすごい人!!

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会場入り口に展示されていた「ヘルメット潜水」の機材。洋野町種市は「あまちゃん」で今話題の久慈市の北隣に位置する「南部潜り」の里でもある。

生ウニ丼1,000円、1200食限定の行列に並ぶ。
9時30分頃の段階で、最後尾のプラカードを持ったスタッフが「買えるかどうかわかりませんが・・・」と説明していた。
9時50分、ステージで「ウニ販売開始」が宣言されて行列が少しずつ動き出した。
10時20分頃、お目当ての生ウニ丼を無事購入。ビン入りの生ウニと発泡スチロールの容器に盛られたご飯、海苔、ワサビ、醤油がワンセットになっている。盛り付けはセルフ。なるほどこれなら行列もスムーズな訳だと納得した。

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お昼ごはんには早すぎるが、早速頂いた。
新鮮な生ウニが口の中でとろけた。こんなに旨い生ウニは震災後初めて食べた。しかも1杯1,000円!!これでは早朝から行列もできるはずだ。

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生ウニ丼を食した後、ようやく落ち着いて会場内を散策。
焼きウニコーナーのすぐそばでは、天然ホヤの串焼き、アワビの踊り焼き、イカ焼きなどを販売していた。天然ホヤの串焼きと大きなイカ焼きを購入。天然ホヤも本当に久しぶり。もちろん生で食べられるものをわざわざ焼いているのだが、ホヤの旨みと磯の香りがより凝縮されていた。

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焼き物コーナーに並んでいる間に、長女と家内はウニ剥き体験コーナーへ。
1個300円で、漁協の方に教えてもらいながら自分で剥いたウニを食べることができる。

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尚、今年は「ニコニコ町会議」も同時開催されていて、若者たちで大賑わい。ネット動画で生中継され、全国に発信された。ありがたいことです。ぜひ、ご覧になった方々、岩手へ遊びにお越し下さい。ウニだけでなく美味しいものや素敵な景色が沢山ありますよ~。

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2013年5月 6日 (月)

GW近場でキャンプ

5月4日~5日 GW後半の4連休。
4日は盛岡で半日仕事が入っていたので、クルマで出勤し仕事が終わってから駐車場でスーツから普段着に着替え、都南つどいの森へ。家内と長女とは現地集合という変則パターンだ。(後にこの変則パターンが役立ったのだが・・・)
昨年同様、長女の同級生Tさん一家が前日から2泊でキャビンに泊まっているので、夕飯は2家族で料理を持ち寄った。

今回はご飯を入れて5品作った。
①おでん・・・家内が自宅で作り、真空断熱鍋に入れて持込。
②ローストポーク・・・我が家のダッチオーブン定番。今回使った豚肉は岩手産の豚カタロース。臭みも無く、口の中でとろける柔らかさで絶品だった。
③サクラマス(ママス)のチャンチャン焼き・・・旬のサクラマスが特売だったので作ってみた。
鉄板にアルミホイルをしいて、その上にマス、キャベツ、モヤシ、キノコを重ね、その上にアルミホイルをかぶせて蒸し焼き。味付けは味噌・砂糖・日本酒で。サクラマスは割と淡白で、そこに味噌が染みて美味しかった。
④ベークドチーズケーキ・・・昨年春に初挑戦。秋の2家族合同キャンプでも作っていたので今回で3回目。長女の同級生から「また食べたい」とのリクエストに応えた。

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Tさん家は、おしゃれなタコス&タコライスを作ってた。トマトがたっぷり入った手作りサルサソースが絶品で、トマト嫌いの子供もトマトが好きになるようだった。
私はビールを飲みながら食事をしたが、家内はノンアルビールで我慢。

と言うのも、中三の長男が予定では家内の実家に泊まるはずだったのだが、雨中のクラブ活動で体を冷やしたせいか発熱。家内の実家は病人がいるので、風邪ひきさん出入り禁止のため、泊まることができなくなったのだ。

結局夕食もそこそこに家内と長女が帰宅することになった。
これも自宅から40分の近場で、且つ2台で来ていたからできたこと。

ファミリーキャンプだったのが、思いがけずソロキャンプとなってしまった。家内と長女が帰った後、一人でホットウイスキーを飲んで就寝。

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翌5日朝、天気も回復したが朝食は一人寂しく作ることに・・・。
メニューは前夜の余りものから、ジャガイモをスキレットの上でつぶしてとろけるチーズとケチャップをのせて焼いたジャーマンポテト。そして汁物が欲しかったので車内常備の赤いきつね。
朝食を食べ終わった頃に家内と長女がやってきた。
幸い長男の熱も大したことなく、翌朝また元気に部活へ出かけたとのこと。

チェックアウトまでつかの間の時間。子供達は前日の分も取り返す勢いで走り回って楽しんでいたようだ。

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2012年8月19日 (日)

海と山の休日

8月13日(月) 中2の長男のクラブ活動が今日から休みというので、泊りがけで出かけることにした。
子供たちの希望は、長男が「山で流れ星を見たい」、小3の長女は「海水浴がしたい」と分かれていた。
なんとか両方ともかなえてあげたいと思って行程を組んだ。
それは、前泊してなるべく海水浴場近くまで移動して、午前中海水浴を楽しみ、昼からは山へ向かいキャンプという結構ハードな感じだ。さらに帰り際には私の実家の墓参りをするという欲張りな行程だ。

家内の実家のお盆は13日昼に集まるパターンなので、まずは家内の実家のお墓参りを済ませて、親戚の方々と食事。
その後自宅に戻り、キャンプ道具や浮き輪などを積み込む。
夕食と入浴を済ませて、20時出発。

国道107号線を西へ進み、由利本荘市の「道の駅東由利」22時着。雨は本降りだった。
夏休み真っ最中だが、静かな道の駅だった。

翌14日(火) 昨夜結構降ったせいか、晴天となった。が、ちょっと肌寒い感じだ。
洗面を済ませてから、車内でパンと飲み物で簡単な朝食をとって出発した。
途中、イオンで買い物をして本荘マリーナ海水浴場には8時30分到着。

駐車場はまだガラガラ。相変わらず肌寒い感じだ。
しばらく浜辺を散策して過ごす。

その後、ぽつぽつと海に入る人が増えてきたので、私と長女も着替えて海へ。
3年ぶりの海水浴だ。

小1時間ほどして娘が「上がる」と言ってくれたので、海水浴は終了!

12時前、今度は湯沢市皆瀬にある「とことん山キャンプ場」へ向けて出発。
14時キャンプ場到着。こちらは打って変わってものすごい込みようだった。
かろうじてフリーサイトの平らな場所に滑り込みセーフ。

サイドオーニングを広げ、テーブル、椅子、火器を出してセッティング終了。
早速、露天風呂へ向かう。

ここは3段の露天風呂があり、入り放題なのが最大の魅力だ。
盛夏らしい濃い緑を眺めながら、昼から入る温泉は最高に贅沢だ。
サイトにもどり、まずプシュっとやる。

長男に「風呂入ってきたら?」と声を掛けたらなんと車内で「勉強中!」
我が家のキャンプ史上初の出来事。
残り少ない夏休みで、宿題がたまっていたらしい。

夕食は、ご飯と鉄板焼きだったが、ご飯は3合炊いたのがあっという間に完売。
私は飯盒ではなく鍋で炊く派なのだが、次回はもう一回り大きな鍋を用意しないといけないかな。

大分暗くなってきたと同時に星が輝き出した。
19時を廻りすっかり暗くなると、満天の星空となった。
無数の星、天の川もしっかりと見える。

20時過ぎ、家内と長女は一足先に車内へ。
長男は流れ星を見るために車外で粘るという。
ペルセウス座流星群のピークは2日前だったそうだが、まだ名残が期待できる。

しばらく長男に付き合うことにして、椅子を並べて夜空を見上げた。
すーっと一筋の光が流れた。
「流れた!」
その後も30分程で7~8個の流れ星を見ることができた。
最近はお年頃?なのか、会話がめっきり少なくなった中で、父と息子が夜空を見上げて話しをするというのは
本当に貴重な時間となった。

大分冷え込んできたので、車内に入り、我が家のキャンプ恒例トランプ大会となった。
22時頃お開きとなり就寝。
涼しく快適な一夜となった。

15日(水)
朝食は定番のホットサンド。でも今回は具がツナ缶のみと寂しい。何か無いかなと考えて、車内に常備しているレトルトカレーを思い出した。これが大正解で、カレーの風味と適度な水分で食が進む。

9時にチェックアウトし、須川方面へ進み一関へ。
途中、厳美町山谷にある人気店「ぽらーの」でジェラートを頂く。
その後、墓参と実家に立ち寄り、15時過ぎに自宅到着。



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2012年4月30日 (月)

2012年初キャンプ

4月29日(祝)から1泊で盛岡市の都南つどいの森へ出かけた。
今年のGWは長男が部活のためほとんど休みがないので、長男は家内の実家に泊まり、私と家内と長女の3人でのキャンプとなった。
今回は4月半ばに長女の同級生のTさん一家から、つどいの森へのお誘いがあり、合流することにした。まだ小さいお子さんもいるTさん一家はキャビン、私たちはオートサイトに泊まった。

自宅からつどいの森までは一時間足らず。道中満開の桜を眺めながらのんびりドライブでもあっという間に到着。
今日は温かく、安定した天候の予報だったので、スクリーンテントは張らずにサイドオーニング下にテーブルと椅子、火器のみの設営とした。

前日から入っていたTさん一家の泊まるキャビンに顔を出し、早速ビールを頂くが、酔っ払う前に一旦自分たちのサイトに戻り、火をおこした。

今回は、Tさんからダッチオーブン料理を見たいとのリクエストがあったので、3品作ることにした。

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炭をおこしてプレヒートしている間に1品目、まずは、デザートから。
クリームチーズ200g、生クリーム200g、砂糖80g、小麦粉大さじ3、卵2個、レモン汁大さじ1を混ぜて、15cmのケーキ用紙型に入れて焼くだけでベークドチーズケーキができるらしいととあるサイトで発見し、チャレンジしてみた。
お菓子作りなどしたことの無い、オヤジのスイーツ。果たして・・・・?

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上火7、下火3位で約30分。なかなか良い焼色と自画自賛。
竹串を刺してみると、ちょっとくっつくようだが、上側はこれ以上焼くと焦げるので、上の炭は降ろして、下火だけにしてあと10分程度焼く。
大分串にくっつかなくなったので、ダッチオーブンから取り出して冷ます。

2品目は、子供たちを呼んでピザを作った。生地は家内が自宅で作っていったので、現地では広げてトッピングして焼くだけだが、子供たちはトッピングするのが楽しいようで、長女とTさん家の子供3人、計4人でワイワイやっていた。

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上火強め+クッキングシートでさくっとした食感になり大成功。

最後は、メインディッシュとなるローストポーク。
スーパーで安かった豚モモ肉ブロックにニンニクを埋め込み、強めに塩コショウして下ごしらえ完成。
ケーキ、ピザと2時間程連続して使っていたので、プレヒートも要らずでそのまま表面に焼き色をつける。その後は網をしいて、その上に肉を移動。そのまわりにジャガイモと玉ねぎを並べて約50分。これも上火を強めにした。

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これは、失敗知らずの鉄板メニューだ。しかも、安売りの肉でも柔らかく仕上がる。付け合せのジャガイモと玉ねぎもホクホク。

夕飯はTさん家のカレーと我が家のローストポークを2家族8人で楽しく頂いた。

そして夕食後のデザート、チーズケーキだが

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自分で言うのも申し訳ないが、材料を混ぜて焼いただけとは思えないほどホントに美味。
子供たちも「おいしい!」を連発してくれた。
キャンプの夜の隠し玉にピッタリのメニューと思う。
ダッチオーブンユーザーの皆様、是非チャレンジを。

以上、キャンプレポートというよりグルメレポートでした。(笑)

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2011年10月18日 (火)

温泉・鍋・紅葉・・・秋満喫キャンプ

しばらく更新をサボっていました。
8月、9月と忙しくロッドを振ることもなく、9月最終は大型台風の影響で大増水で渓流シーズン終了を迎えてしまった。
そうして迎えた10月の三連休。初日は仕事で10月9、10日と1泊キャンプに出かけた。
今回は長男が同級生と遊ぶと言うので、家内の実家にお泊り。家内と長女との3人で湯田錦秋湖サービスエリアオアシス館のキャンプ場へ向かう。
三連休の中日でしかも予約不可のキャンプ場なので、早目に出発し11時到着。が、既に満杯とのこと。
朝晩大分冷え込んできたので、温泉のあるキャンプ場は必須条件。ちょっと遠いが秋田の小安峡温泉のとことん山キャンプ場に電話してみたら、大丈夫とのこと。
西和賀町の「スーパーおせん」で食材を買出しして、14時頃キャンプ場到着。

天気予報では安定した秋晴れのようなので、今回はサイドオーニングを出しただけでテーブルと椅子、火器類をセットしてあっという間に設営完了。

その後、小安峡の名所大噴湯を散策、急坂を登って汗をかいた後は、栗駒高原牛乳のジェラートを頂いてキャンプ場に戻る。

私は1回目の入浴へ。ここは温泉入り放題のキャンプ場で、しかも斜面に作られた3段の露天風呂!小安峡はまだ紅葉には早かったが、緑に囲まれた露天風呂でくつろいだ。

夕食は、我が家のキャンプの定番メニューである鍋物と焼肉を少々。
締めにはうどんを投入して暖まった。
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テーブルに毛布をかけて、その中には小さな炭火を入れてコタツ風。当日は風もほとんどなくこれで十分だった。

夕食後早目に入浴し、その後は車内で恒例のトランプ大会となり10時頃就寝。
車内は12度位あったのでFFヒーターも焚くことなく、シュラフのみで快眠できた。

翌朝も良い天気に恵まれた。
朝食は前夜の残りの具材とパックご飯を使った雑炊。かなり手抜きだが、簡単で温かいものとなると「鍋→うどん→雑炊」これがベストではないかな。

撤収後にもう一度入浴してからチェックアウトし、須川方面に向かう。

標高が上がるにつれて紅葉の色が鮮やかになっていく。

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須川温泉周辺は大渋滞。おかげで車窓から大自然の織り成す錦絵を堪能することができた。

温泉・鍋・紅葉を満喫した秋キャンプだった。

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2011年2月17日 (木)

冬まつりハシゴ

2月12日(土) 日中はサブバッテリーの充電や荷物の積み込みをして、夕方出発で岩手雪まつりへ。
雪まつりも終盤だったが、今年は雪が多かったためか雪像は綺麗な状態だった。
冬空花火や小岩井名物のじゃがバターを堪能した。
例年、この時期から子羊の誕生ラッシュとなり、可愛い姿が見られるのだが、残念ながら今年は羊の公開は行っていなかった。

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21時に小岩井を出発して、滝沢ICから一路東北道を北上し、十和田ICで降り大館方面へ。
R103からR285に少し入ったところにある「道の駅ひない」に22時30分頃到着。
さすがに2月の道の駅だ。車中泊とおぼしきクルマはほとんどなく、とても静かだった。
シュラフに湯たんぽを入れて就寝。

ちなみに湯たんぽは出かける前に熱湯を注ぎ、クーラーボックスに入れてきたのだが、6時間以上経ってもかなり熱く、布袋に入れて丁度良いくらいの温度をキープしていた。車内で大量のお湯を沸かすのは大変だが、一泊だったら自宅で準備していけば使えるワザだと思う。

サブバッテリーが頼りないのでFFヒーターは消して就寝したが、明け方寒さで目が覚めた。
天気予報では荒天の予想だったが、幸い雪も降っていなくてホッとした。

7時頃起床。洗面をすませてから、車内でホットサンドとカップスープで朝食をとり、8時に出発。
ここから大館中心部までは15分足らずで、時間が早いこともあって市役所の無料駐車場に停めることができた。

しばし車内でトランプなどして過ごし、9時半頃「大館アメッコ市」会場へ。
「白髭大神が吹雪の中アメッコを買いに山から降りてきた」ことに由来するらしく、400年以上の伝統を誇るそうだ。なんでも、この日に飴を食べると風邪をひかないとか。

商店街のあちこちに真っ赤なアメッコが「風邪封じ」、「家内安全」などのお札と共にミズキに飾られており、素朴だが華やかさが感じられる。

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きなこ、ごま、あんこ飴などの和風から、パインにマンゴーなどの洋風、さらにはコラーゲン飴?なんてとにかくアメッコの種類豊富なことには驚かされた。

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大館は忠犬ハチ公の郷、ということで秋田犬のパレードやふれあいコーナーもあり、小さいのから大きいのまで秋田犬なで放題?

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からみ飴の振舞いもあったが、口をあんぐり開けて棒をもたずに入れて頂くのが礼儀だそうだ。

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アメッコ以外にもいろいろな屋台が。大館駅名物の鶏めしは整理券をもらわないと買えない長蛇の列。
私たちは幸い朝イチで整理券をもらえたので買うことができた。
一般的に濃い味付けが多い北東北らしからぬ(と言っては失礼だが)、薄味で上品な味付けが印象的。ご飯もふっくらとしていて冷めても美味しかった。
右の写真は比内地鶏の丸焼き1羽3800円也。(非常に魅力的だったがお値段もよろしいようで見るだけ)

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「光の春」とも呼ばれる2月。
風はまだまだ肌寒いが、真っ赤なアメッコが日差しを受けて輝いていた。
アメッコ市は、「春待ち祭り」だと思った。

また行ってみたいと思わせる、心和む祭りに出会った。

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2010年11月24日 (水)

初冬の弘前へ

11月20日(土) 家内が帰宅後夕食と入浴をバタバタと済ませて20時出発で弘前へ向かう。
22時、弘前インター降りてすぐの道の駅ひろさき到着。子供たちをハイマウントベッドに移動させて家内とワインを飲んで23時就寝。国道7号線沿いだが、意外にも静かで熟睡できた。

翌21日(日)  朝5時頃寒さで目が覚めた。車内温度は9度台だったのでFFヒーターを点けて再び寝る。6時過ぎに起床し洗面を済ませて弘前地方卸売市場へ。
今回のツアーの目的は「5000人分のカニ鍋お振る舞い」が名物の「市場まつり」で美味いものを食べることだった。
7時頃到着して、車内でパンとスープで軽い朝食をとっていたら、続々とクルマが入ってきてあっという間に駐車場が埋まっていく。

7時半になったので、私たちも外に出て市場まつり会場へ向かうと、既にカニ鍋振る舞いには長蛇の列。私たちの前には恐らく数百人が並んでいたと思うが、まつりが始まり行列が動き出したと思ったら、15分位でカニ鍋を頂くことができた。市場関係者ならではの手際の良さが目立った。
気になるその味だが、スープが濃厚で一口飲んだ瞬間カニの風味が広がる。ごちそうさまでした。

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私たちがカニ鍋に並んでいる間、長男は一人で福引大会に並んでいた。この福引もすごい。参加料はなんと2000円!もするのだが、賞品は空クジなしの豪華版で、1等が冷凍のボイル毛ガニ1箱はじめ魚介類が続き、末等でも高級タラコが当たるということでこちらも朝から長蛇の列だった。
福引の結果は残念ながら高級タラコだったが、大振りの立派なタラコだった。長男は「もう1回チャレンジしたい!」と言ってきたが、2000円払って再びタラコだったらどうする?ということでナシ。

その後はミカンの詰め放題やら、リンゴのザル盛り放題やら果物系を格安で購入。リンゴ売り場では「岩手から来た」というと「岩手で売っていないリンゴ買っていって!」と安祈世(あきよ)という品種を薦められた。一見紅玉のような真っ赤で小ぶりなリンゴだが、中には蜜が入っていて程よい酸味とあいまって美味。

昼食用に500円の海鮮丼と350円!のイクラ丼を買って市場を出発。

実は、市場まつりの後はどこに行くか決めていなかった。子供たちはどこでも良いと言うのだが、家内は海に行きたいというので鯵ヶ沢方面に向かうことにした。

12時ちょうど、海の駅鯵ヶ沢到着。ここで名物の生干しイカ焼きを購入して、向かい側の漁港で海を眺めながらの昼食となった。

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昼食後は長女のリクエストで近くの砂浜で貝殻拾いに興じて13時半頃出発。深浦方面に南下することにした。
この辺りを走るのは実に15年ぶり位だが、道路が良くなって快適に走ることができた。
途中、「日本一のイチョウ」の看板を見つけたので立ち寄る。樹齢はなんと1000年以上!高さ31m、幹周りは22mもあるという。丁度見頃と重なり多くの見物客で賑わっていた。

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久しぶりの深浦ということで、夕日も見ていこうということになり、時間調整も兼ねて千畳敷海岸に立ち寄る。子供たちはタイドプールで磯遊びに夢中。暖かい日だったが、もう11月下旬、水は冷たいらしい。風邪ひくなよ。

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15時半、道の駅ふかうらイカ焼き村到着。
イカ焼きと言えば鯵ヶ沢名物というイメージだが、隣町である深浦の道の駅の愛称が「イカ焼き村」とは、対抗意識丸出しではないか。
味見を兼ねて深浦の生干し焼きを頂くことにした。

あくまでも個人的な感想だが、昼に食べた海の駅のイカよりも深浦のイカ焼きが美味しく感じた。家内も子供たちも同意見で急遽もう1パック買いに走った。

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イカ焼きに 舌鼓を打っている間に、段々と日差しはオレンジ色になってきた。
ちょっと雲が出てきたものの幻想的な夕日を眺めることができた。

能代方面にクルマを走らせ能代南インターから秋田道へ。
20時過ぎ自宅到着。
今回のツアーは内容充実で面白かったが、もう1泊できればもっと楽しめたかな。

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2010年10月24日 (日)

近場で晩秋ミニツアー

10月23日(土) 天気予報は土日とも晴れ。しかも気温もこの時期にしては高めという車中泊には絶好の週末。
例によってウチの家内は土曜日が仕事なので、夕方迎えに行き、そのままお出かけすることになった。
16時半、冷蔵庫内にあった食品や果物、酒類、飲料水を積み込んで出発。盛岡で家内を拾う。

行き先はちょうど満月だったので、小岩井農場にあるまきばの天文館へ。
18時半、小岩井農場着。

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ちょうどハロウィンシーズンとあって、天文館入り口にはかぼちゃのランタンが。
受付のお姉さんも魔女スタイルでお出迎えしてくれ、「Trick or Treat」の合言葉で子供たちにはお菓子のプレゼントがあったりと、ちょっとしたサプライズ演出で嬉しくなる。

サプライズと言えば、こんな場所で会社の同僚一家に会いビックリした。ウチの会社はわずか20名足らずなので、昼の小岩井ならともかく夜の小岩井で会うのはかなりの確率だろう。

満月なので、星は見えづらいが、その分インストラクターさんが月についての解説をしてくれた。長男坊は結構天文系がお好きなようなので熱心に聞いていたが、長女も初めて覗く望遠鏡に興味を持ったようだ。

毎週土曜日の夜は観察会を行っているそうなので、次は月明かりの影響がない時を狙って行ってみたい。

あっという間に閉館の時間。
三脚を持っていかなかったので、ウッドデッキの手すりにカメラを置いて30秒露光してみた。
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岩手山のまわりに見える白い点々は星。
三脚とケーブルレリーズがあればもっと長時間露光ができたのにと準備不足を後悔した。

体も冷えてきたので「温泉か、温かい食べ物か」の二者選択ということになったが、湯冷めが心配ということになり、後者を選択した。
一旦46号線に戻り、韓式食彩ヤマトで私たちは温麺、子供たちは冷麺を食べる。ちょうど冷麺祭り期間中で温麺、冷麺共に通常の半額でラッキー。

暖かい店内でゆっくりしていたら眠気が襲ってきたので、車中泊地へ移動することに。

今夜は小岩井農場より網張方面に進んだ相の沢登山口駐車場で泊まる。
もしかして一台のみかも?と思っていたら意外にも2~3台泊まっていたのでホッとした。

今シーズン初のFFヒーターを点けて就寝。


翌24日(日) 昨晩は眠りが浅く、ちょっと具合が悪い。食欲もない。前週までかなりハードワークでその疲れがどっと出てきた感じだ。
子供たちもそんなにお腹すいていないという。そこで朝食は岩手産のリンゴとパン、コーヒーと超シンプル。

本当は鞍掛山に登る予定だったが、キャンセルして、滝沢村の野鳥観察の森ネイチャーセンターに行ってみた。
ここは野鳥観察ができるガラス張りのセンターハウスに加えて、アップダウンの少ないコースで林間の散策が楽しめる。入館料は無料で望遠鏡や双眼鏡の貸し出しやインストラクターが野鳥の解説もしてくれると至れり尽くせり。

ハウスに入るとインストラクターの方が「ちょうど今、リスが出て来ているよ。」と教えてくれた。
正面の木にある餌場にリスが2匹出てきてクルミをつかんで木の上へ運んでいた。
つぶらな瞳、フサフサした毛並みの尻尾が本当に可愛い。
子供も大人も大喜びで見入った。

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インストラクターによると、このリスはクルミ割りが得意ではないらしく10分近くかけて割っていた。おかげで可愛らしい姿をじっくりと観察させてもらった。
その後は散策道をゆっくりと歩く。
ようやくお腹がへってきた。

帰り道の途中、岩手大学の学祭に立ち寄り、模擬店のハシゴをして昼食をとった。

15時頃帰宅。
今回は近場で、しかも公共施設系なのでかなり安上がりだが中味は結構充実したものとなった。

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2010年10月11日 (月)

八幡平の秋満喫

10月9日からの三連休は、9日が長男の野球最終戦、10日は家内が町内の会合に出席ということで、遠出は無理となった。が、せっかくの連休なのでどこかに行こうということで10日夜出発で八幡平へ向かった。
夜10時に八幡平山頂の駐車場着。有料の駐車場はロープで閉鎖されていたので、その手前にある無料の駐車場へクルマを停める。
アスピーテライン登り口あたりは本降りの雨だったが、山頂は雨も止んでいた。外に出てみると雲が速く流れていて、時折の雲の切れ間からは無数の星が見え隠れしていた。

11日朝 かなり寒いだろうと思っていたのだが、雲が多かったためか朝方の冷え込みはさほどでもなく、翌朝の車内温度は12度台でFFヒーターの出番はなかった。

昨晩の残りのご飯を持ち込み雑炊を作り、おかずも残り物のおでんを温めて食べる。締めにフルーツとコーヒーも頂き、「八幡平山頂ホテル」の朝食は結構しっかりとしたものになった。

今日は八幡平山頂トレッキングを楽しんでから、麓で行われている山賊まつりで何か美味しいものを食べるというスケジュールだ。

8時半に登山口へ向かったときは快晴だったが、八幡沼を眺め、湿原の木道を歩き山頂へ向かうと霧に包まれた。残念ながら山頂からの眺望は見られなかった。

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ゆっくりと散策して1時間半ほどでクルマに戻ると駐車場は満杯だった。
樹海ラインを松川方面に下り、紅葉を楽しんだ。
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中腹までは見頃、松川渓谷はこれからだろう。

トレッキングでお腹も減ったので、さくら公園で行われていた「八幡平山賊まつり」へ。
会場内には良いにおいが漂っている。家内が真っ先に目をつけたのが、宮古市から出展の屋台で、アワビのバター焼きだった。日頃口にする機会がほとんどないアワビのバター焼きがなんと300円。美味!

本部席あたりを歩いていたら「杜仲茶ポークホットドッグ早食い大会出場者募集中」と声をかけられた。ペアで全長60センチのホットドッグを食べるそうだが、参加費1,000円で温泉入浴券の参加賞も付くというので、家内と2人で参加してみることにした。

申込書を書いてくださいというので見ると、ヒレ、モモ、肩ロース、ロースの4部門があるとのこと。何だろうと思うと、それぞれの部門の優勝・準優勝者に杜仲茶ポークの、その部位の肉がプレゼントされるとのこと。

私たちはロースを選び参加した。
ロースの部(?)に参加した面々は地元の中学生や盛岡の方、そして遠くは大阪からのカップルなど6組。

目の前に全長60センチのホットドッグが運ばれてきた。
杜仲茶ポークの超ロングウインナーは美味しそうだが、周りのパンも直径10センチ位ありそうで食べる前からお腹いっぱい。私たちは最終組だったが、先にフィニッシュした方々に聞くと「かなりきつい!」

スタートの号令で一斉に食べ始める。両側から仲良く食べる人もいれば2つに分けて食べる人、はたまたウインナーとパンを分離してパンを細かくちぎってから食べる人など作戦も様々だ。
私たちは、1:2位に分けて私が長い方を食べる作戦とした。
会場で一緒になった知人がカメラを向けているが、ポーズをとる余裕も無く、巨大なホットドッグにかぶりついては、選手に配布された「岩手山バナジウム天然水」で無理やり流し込む。

盛岡から参加の方が早々に完食したと司会者が叫んでいた。
自分たちが今何位なのかまったく分からないが、まだ制限時間には達していないようで、ひたすら食べるしかない。

ようやく約40センチに切ったホットドッグを口に押し込んだ。
家内の方を見るとまだ3~4センチ微妙に残っていたので、それを手にとってみたが、私ももう限界でとてもじゃないけど口に入らない。
口の中はいっぱいで話すこともできず、ジェスチャーで「自分で食べろ!」

なんとか家内も残りを食べて入れて無事フィニッシュ。
全然気付かなかったのだが、2位だったみたいで、杜仲茶ポークのロース肉約2.5キロを頂いて帰路に就いた。

夕食は思いがけず豪華となった。杜仲茶ポークのロースステーキと子供たちがつかみ捕り大会でゲットしたニジマスをホイル焼きにして頂いた。

杜仲茶ポークの肉だが、柔らかく、噛むと肉汁がジュワッと出てくる。でも脂はしつこくなく大変美味だった。

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2010年8月20日 (金)

とことん山へ

8月15日(日) 今年の夏休みは、仕事が多忙で子供たちもなんだかんだで忙しく、結局家族全員の休みがそろったのはお盆だけだった。
そんな中、15日から一泊でキャンプに出かけた。

北東北も今年は記録的な猛暑で、標高のある場所でできれば温泉のある場所ということで、秋田県の小安峡温泉にあるとことん山キャンプ場へ。

このキャンプ場を訪れるのは平成10年以来、実に12年ぶり。温泉入り放題(しかも露天風呂!)でしかも低料金なので好印象だったのだが、駐車場にクルマを停めるいわゆるオートキャンプはできないと思っていた。

当時はテントキャンプだったので問題なかったが、その後車中泊スタイルが多くなったので、1回行ったきりだった。

ところが、どのキャンプ場にしようかと思案していたら、妻が「とことん山はどう?」と聞いてきた。私は「良い場所だけどオートキャンプは不可だから・・・・」と言うと、「●●さんがオートキャンプスタイルで行ってきたそうだよ。」と言うので、電話で問い合わせることに。

電話したら「フリーサイトにはクルマ乗り入れ可です。」と、あっさりOKだったので決定。

1時半に自宅を出発し、西和賀町のスーパーおせんで食材を買い込み、湯田インターから秋田道、横手湯沢道を経由して3時半過ぎキャンプ場到着。
利用料金は大人840円、小人420円(温泉入浴料込み。しかも入り放題!)

さっそくキャンプ場奥にあるフリーサイトへ。
到着した時は曇りだったが、天気予報では雨の予報。
撤収を楽にするため最小限の設営とし、サイドオーニングのみでスクリーンテントは張らず、炭火のBBQも止めてツーバーナーで調理することにした。

設営後、米を研いで、野菜を切って夕食の下準備。
米に吸水させている間に、1回目の温泉タイム。

ここのお風呂は斜面につくられていて浴槽は段々畑さながら3段もあり、周りは木々に囲まれていて雰囲気がとても良い。お湯は弱アルカリ性と表示してありいわゆる美人の湯だ。

サイトに戻ってまずはビールをプシュとやりつつご飯を炊く。
いつも通り強めの中火で15分。湯気の量が少なくなりかすかに焦げるにおいがしたら火から降ろして蒸らす。

蒸らしている間にメインディッシュのバラ焼きにとりかかる。鉄板をツーバーナーに載せて、たっぷりの夏野菜とこれまたたっぷりの豚バラを焼く。
肉はスーパーおせんで特売だったのでドーンと1キロ用意した。バラ焼きのタレは、青森名産上北農産加工の「スタミナ源バラ焼きのたれ」を使用。

普段は食が細い長女もキャンプに来るとモリモリと食べてくれる。特に鍋で炊いたご飯が好きみたいで、3合炊いたご飯があっという間だった。さすがに肉は多かったので、タレに漬け込んでジップロックに入れて翌朝のおかずにした。

食後のデザートには今年初のスイカを食べて、夏休み気分を味わった。

9時前に2度目の温泉に入り、その後は車内で恒例のトランプ大会。
11時前に就寝。網戸を開けて寝たが、爽やかな風で快眠できた。

夜中に一度目が覚めたら、結構強い雨の音がした。

16日(月) 7時過ぎに起床。幸い朝には雨も上がっていた。
朝食は最近の定番メニューであるホットサンドと昨晩の残りのバラ焼き。

9時頃撤収して、3回目の温泉に入る。
温泉から上がり、管理棟で一休みしてから帰ろうかと思っていたら、雨が降ってきた。
結構強い雨だったのでしばらく待つが、止む気配も無いので走ってクルマに戻る。

10時チェックアウトし、須川高原温泉方面へ。
一昨年の地震で大きな被害を受けたが、今春岩手側の道路も復旧し通り抜けできるようになった。
お盆で混雑している須川高原温泉を横目で見ながら岩手側へ降りる。
須川の麓にある真湯から祭畤(まつるべ)へ。
ここは地震で橋が倒壊した場所だが、仮橋が完成し、通行できるようになった。
仮橋のすぐそばにはV字に折れ曲がった祭畤大橋を見ることができる。
テレビでは何度も見たが、自分の目で見るのは初めてだった。改めて大地震の脅威を実感するとともに、復旧にあたった方に敬意を表したい。

さらに下って、厳美のポラーノでジェラートを食べて休憩。相変わらず盛況だった。

一関から花巻へ北上する。途中、コンビニで簡単に昼食をとって、2時ごろ自宅到着。

その頃には夏空が戻っていたので、シュラフやサイドオーニングを広げて乾かしつつ、車内清掃やランタン、ツーバーナーのメンテナンスで汗をかく。

お盆明けはまた忙しい日々が続くが、次はどこに行こうか?

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