冬まつりハシゴ
2月12日(土) 日中はサブバッテリーの充電や荷物の積み込みをして、夕方出発で岩手雪まつりへ。
雪まつりも終盤だったが、今年は雪が多かったためか雪像は綺麗な状態だった。
冬空花火や小岩井名物のじゃがバターを堪能した。
例年、この時期から子羊の誕生ラッシュとなり、可愛い姿が見られるのだが、残念ながら今年は羊の公開は行っていなかった。
21時に小岩井を出発して、滝沢ICから一路東北道を北上し、十和田ICで降り大館方面へ。
R103からR285に少し入ったところにある「道の駅ひない」に22時30分頃到着。
さすがに2月の道の駅だ。車中泊とおぼしきクルマはほとんどなく、とても静かだった。
シュラフに湯たんぽを入れて就寝。
ちなみに湯たんぽは出かける前に熱湯を注ぎ、クーラーボックスに入れてきたのだが、6時間以上経ってもかなり熱く、布袋に入れて丁度良いくらいの温度をキープしていた。車内で大量のお湯を沸かすのは大変だが、一泊だったら自宅で準備していけば使えるワザだと思う。
サブバッテリーが頼りないのでFFヒーターは消して就寝したが、明け方寒さで目が覚めた。
天気予報では荒天の予想だったが、幸い雪も降っていなくてホッとした。
7時頃起床。洗面をすませてから、車内でホットサンドとカップスープで朝食をとり、8時に出発。
ここから大館中心部までは15分足らずで、時間が早いこともあって市役所の無料駐車場に停めることができた。
しばし車内でトランプなどして過ごし、9時半頃「大館アメッコ市」会場へ。
「白髭大神が吹雪の中アメッコを買いに山から降りてきた」ことに由来するらしく、400年以上の伝統を誇るそうだ。なんでも、この日に飴を食べると風邪をひかないとか。
商店街のあちこちに真っ赤なアメッコが「風邪封じ」、「家内安全」などのお札と共にミズキに飾られており、素朴だが華やかさが感じられる。
きなこ、ごま、あんこ飴などの和風から、パインにマンゴーなどの洋風、さらにはコラーゲン飴?なんてとにかくアメッコの種類豊富なことには驚かされた。
大館は忠犬ハチ公の郷、ということで秋田犬のパレードやふれあいコーナーもあり、小さいのから大きいのまで秋田犬なで放題?
からみ飴の振舞いもあったが、口をあんぐり開けて棒をもたずに入れて頂くのが礼儀だそうだ。
アメッコ以外にもいろいろな屋台が。大館駅名物の鶏めしは整理券をもらわないと買えない長蛇の列。
私たちは幸い朝イチで整理券をもらえたので買うことができた。
一般的に濃い味付けが多い北東北らしからぬ(と言っては失礼だが)、薄味で上品な味付けが印象的。ご飯もふっくらとしていて冷めても美味しかった。
右の写真は比内地鶏の丸焼き1羽3800円也。(非常に魅力的だったがお値段もよろしいようで見るだけ)
「光の春」とも呼ばれる2月。
風はまだまだ肌寒いが、真っ赤なアメッコが日差しを受けて輝いていた。
アメッコ市は、「春待ち祭り」だと思った。
また行ってみたいと思わせる、心和む祭りに出会った。
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